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みかんが教えてくれる病気のサインとは?
2018年01月04日

今、みかんが美味しい時期です。

お正月のテーブルにもみかんが用意されていたのではないでしょうか。

みかんをたくさん食べると手のひらが黄色くなりますよね。

 

手が黄色くなることを専門的に柑皮症(かんぴしょう)といいます。
原因はなんだと思いますか?

 

手のひらが黄色になるのはみかんに含まれるβ-クリプトキサンチンという色素が原因です。

 

β-クリプトキサンチンとは?

β-クリプトキサンチンは柑橘類に多く含まれる色素です。

 

100g当たりの含有量
伊予柑  270マイクログラム
ポンカン 1000マイクログラム
みかん  2000マイクログラム

 

みかんにはβ-クリプトキサンチンが圧倒的に多く含まれています。

 

β-クリプトキサンチンの働きは?

β-クリプトキサンチンは肝臓でビタミンAに変わり、血液の中に入り身体中にいきわたります。
しかし、みかんをたくさん食べると肝臓の処理能力が追いつかず。β-クリプトキサンがビタミンAに変わらないまま血液の中に入ってしまいます。
その結果、手のひらなどが黄色くなるんです。

 

これは病気ではないので、通常なら気にすることはありません。
みかんをたくさん食べれば、多くの人が経験することです。

 

でも、1日に3〜4個食べただけで黄色くなったり、黄色い状態が1ヶ月以上も続くようなら、それは何らかの病気のサインかもしれません。

 

みかんが教えてくれる病気とはなんだと思いますか?

 

それは生活習慣病です

肝臓の機能低下が疑われる!
肝臓の機能が低下するとβ-クリプトキサンチンをビタミンAに変換する能力が低下します。

 

糖尿病の疑いがある!
インスリン分泌異常も考えられます。

 

脂質異常症の疑いも!
β-クリプトキサンチンは血液中の脂肪酸とくっつきやすい性質があります。
血液中の脂肪酸が多い人ほど、手のひらが黄色くなりやすい傾向があります。

 

特定健診を受診しませんか

みかんを3〜4個食べるだけで手のひらが黄色くなったり、いつまでもとれないようなら生活習慣病にかかっているかもしれません。

 

気になるようなら病院で健診を受けることをおすすめします。

 

みかんは肝臓を元気にする

ひょっとして自分がそうかもと、思い当たる人がいたかもしれません。
じゃあ、みかんを食べないほうがいいのではと思ったかもしれませんが、肝臓のためにはむしろみかんは食べたほうがいいんですよ。
β-クリプトキサンチンには肝臓を正常に働かせる機能があり、機能成分として注目されています。
1日2〜3個で肝臓を元気にする効果が期待できます。

 

効果的にとるには?

乳製品と一緒に食べるとβ-クリプトキサンチンを効果的にとることができます。

みかん3個
牛乳50㎖
ヨーグルト25gほど

 

これらをミキサーにかけスムージーにして飲むのがおすすめです。
ついでに野菜もいれていろんな栄養をまとめていただきましょう。

 

みかんにはβ-クリプトキサンチンのほかにも優れた栄養素が含まれている

果肉に含まれているビタミンCはコラーゲン生成(肌や骨に必要)やシミ予防などの効果が期待できます。

 

薄皮・すじにはへスペリジンというポリフェノールの一種が含まれています。
このへスペリジンは血管を強くし、冷え性改善や中性脂肪低下などの効果があります。

 

美容と健康のために普段から意識してみかんを食べることをおすすめします。