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フッ素入り歯磨き粉の正しい磨き方と歯ブラシのお手入れについて
2018年06月12日

最近の歯磨き剤には虫歯を予防し歯を強くするフッ素が配合されています。

このフッ素入り歯磨き粉を使う上で大切なポイントはフッ素を長く口にとどめる事です。

これがとても重要。

そのためには、どのような歯磨きの仕方がいいのでしょうか。

フッ素入り歯みがき剤の効果的な使い方を紹介します。

 

使う前の歯ブラシを水で濡らさない

歯を磨き始める前、歯ブラシを水で濡らしてから歯磨き粉をつけていませんか。

これはあまりオススメのやりかたではありません。

なぜなら、水と混ざることで折角の歯磨き粉の成分が薄まるからです。

毛が乾いた状態の歯ブラシに歯磨き粉をつけてください。

そして、もう1つ注意してほしいことがあります。

 

歯みがき剤を歯ブラシに馴染ませる

歯ブラシに歯磨き剤をつけたらそのまま歯を磨いていませんか。

これだと、1ヶ所だけに歯磨き剤が多くついてしまい、口全体に万遍なく歯磨き剤が行き渡らなくなります。

歯磨き剤を歯ブラシ全体に指などで十分に馴染ませてから磨き始めるのがベストです。

正しいゆすぎかた

何度も水をふくんでしっかりゆすぎ、さらに歯ブラシがゴシゴシやるのは、歯磨き粉の成分を流してしまうのでよくありません。

ゆすぐときは少量の水で数回軽くゆすぐようにしてください。

歯磨き剤のフッ素を歯の表面に残っている状態をイメージしてください。

 

当院おすすめの歯磨き剤ジェルコートFの使い方

毎日の歯磨き

ジェルコートFを歯ブラシにとります。

しっかりていねいにブラッシング。

数回、ブクブクとうがいをしましょう。

歯磨き後のフッ素コート

毎日の歯磨きの後、ジェルコートFをもう1度歯ブラシにとります。

歯全体に行き渡らせるようていねいにブラッシング。

1回だけ軽くうがいをしましょう。

 

歯ブラシが歯周病を悪化させる?

東京医科歯科大学の竹内教授によると、歯を磨いた後の歯ブラシを水洗いして、濡れたままにしておくと、細菌が1日で約1000万も増殖するということです。

それだけの細菌がうようよいる歯ブラシで歯を磨くところを想像してみてください。

最悪、歯周病を悪化させる可能性も考えられます。

そうならないために使ったあとは歯ブラシを乾燥させることが大切です。

ドライヤーを使う

ドライヤーを利用する場合、歯ブラシの毛を傷めるおそれがあるので熱風をあてるのはやめてください。

冷風で乾燥させましょう。

歯ブラシの毛の素材はおもにナイロンです。

ナイロンは熱に弱く、変形などの原因になります。

熱湯をかけたり、沸騰したお湯で消毒するのもやめてください。

ドライヤーの熱風と同じように歯ブラシの毛を傷めたり変形の原因になります。

紫外線にあてる

乾燥させた歯ブラシを時々、陽がさす窓際に置きましょう。

紫外線の殺菌効果が期待できます。

 

最近の歯みがき剤や歯ブラシは大変優れた機能と効果を備えています。

正しく使ってその効果を最大限に生かし、虫歯や歯周病を予防しましょう。