両手を使い分けて新型コロナウイルス感染予防!
2020年08月04日
ドアを開ける、エレベーターや自動販売機のボタンを押す、電車やバスのつり革をつかむ時など、あなたはどちらの手を使っていますか。
右利きの人は、無意識に右手を使っていると思います。
もし新型コロナウイルスがそれらに付着していて、それに触れた右手で目をぬぐったり、鼻をかいたりしたらどうなるでしょう。
公共のものなど、不特定多数の人がさわるものに触れるときは、顔をさわらないほうの手を使うようにしてください。
これだけで、感染予防にかなりの効果があります。
これは利き手とそうでない手を使い分ける「クロスドミナンス」という方法で、元福岡消防局レスキュー部隊のサニー・カミヤさんが提唱している感染予防法です。
彼は国際緊急援助隊やニューヨーク州の救急隊など、感染リスクが高いところで勤務していました。
国立感染研究所の先生からこの方法を教わり、約20年にわたって救急の現場で実践、毎日10人以上の感染床の患者さんと接してきましたが、B型肝炎、結核、エイズ、インフルエンザなどに感染しなかったということです。
また
手指の内側ではなく外側の甲の部分でさわるのも感染予防に有効です。
引用元 『アポロニア21、2020、07、No319、084~085P』