院長の伊藤博之です。
当院は口腔外科医である伊藤富夫が1960年に創立しました。
以来、半世紀にわたり、歯科医療とは、患者さんの全身状態を考慮したうえでの病気の治療であるという口腔医学を基本に、歯科医療に携わってきました。
長崎は海に囲まれた地理的背景から島で生活される方、数ヶ月間、漁にでる船員の方、そして原爆被災地という歴史的背景から、原爆症を患う方々がいらっしゃいます。
そのような患者さんが来院される中、いかに出血をおさえ、痛ませることなく、短時間で治療、手術を終えるかと考え、研究をかさねて、現在の術式を築き上げてきました。
先代がテーマとする「最小の傷口で最大の効果」、「最少の費用及び時間で最大の歯科医療」という歯科医師としての精神を受け継ぎ、思いやりの心で患者さんと向き合い、スタッフと共に診療に努めています。